こんにちは!
はじめまして!!7月から入りましたビークイック上福岡店の斉藤です!
今現在、大学で筋肉や骨などについて学んでいます。
これまでに学んだ知識や情報をもとに解剖学的な目線から発信していきますのでよろしくお願いします!!

突然ですが皆さん、肩こりで悩んでいませんか?
最近では在宅ワークなどが増えてきて肩への疲労を感じている人が多いのではないでしょうか。
そこで今回は、肩こりの意外な原因と解消法について紹介していきます!!

肩こりってなんで起こりやすいの?

人間は二足歩行をするために、もともと首や腰に負担がかかりやすい体をしています。
また、日本人は欧米の人と比べると頭が大きいわりに首から肩の骨格が華奢にできているため肩こりを起こしやすいと言われています。
つまり、骨格や筋肉のバランスで変わってくるんです。

根本的な原因として特に多いのが「同じ姿勢」「眼精疲労」「運動不足」「ストレス」で、肩こりの4大原因とも言われています。
人によって異なりますが基本的に肩がこったり痛むところはこの2か所です↓↓

肩こりの意外な原因

2-1前鋸筋の固まり

まず前鋸筋(ぜんきょきん)とは、肋骨から肩甲骨にかけてついている筋肉で主に肩甲骨を広げたり肋骨を上げたりします。
当然この筋肉が強ばってしまうと肩に力が入って痛みやコリが生じてしまいます。
また、肩を下げる機能もあるのでこの筋肉が固まれば肩を上げようとしても下げる力が働いてしまいスムーズに上がらなくなり動かしづらさにも影響してしまいます。

 

2-2膝の固まり

膝に力が入ると大腿四頭筋(前もも)が固まり、お腹を介して肩へと繋がっていきます。
そのため、普段から膝に負担をかけてしまうと肩に響いてきてしまいます。
大腿四頭筋が固まっているときは反対側の膝裏膝窩筋ハムストリングス(裏もも)が使えてない場合が多いです。

 

2-3つま先重心

皆さん、立ち上がった時につま先に乗っていませんか?
こうなると足首が深く曲がった状態になるので、ふくらはぎの筋肉は伸びて緊張します。
そこから、もも裏(ハムストリングス)→腰→背中を介して先ほど紹介した僧帽筋に伝わってしまうので、痛みやコリが生じてしまいます。

2-4親指の使い過ぎ

実は親指には「力を出す」という役割があり、他の指と比べてとても使いやすく無意識のうちに力が入ってしまいます。
そのため、力を入れすぎてしまうとそこに関係する筋肉がガチガチに固まってしまいます。
特にスマホやパソコンなどをよく使う人は腱鞘炎になったことがあるのではないでしょうか?これも肩へ影響してしまうサインです!
親指の付け根の辺りが痛くなってきたら併せて肩の心配もしてあげましょう!

すぐ効くおすすめ治療法・解消法

3-1前鋸筋ほぐし

脇の凹みに指先を当てる
②そこにある肋骨をぐりぐりほぐす
③これを左右30秒ずつ繰り返す
やり終わった後、腕を上げて肩の動かしやすさを確認してみてください!

3-2膝裏マッサージ

①床に座って足を伸ばす
②膝裏を親指以外の指で支える
③そのまま左右交互に膝を曲げ伸ばししていく
→このときに指で少し圧迫しながら曲げる

3-3合谷マッサージ

まず、合谷(ごうこく)とは手の甲側の親指と人差し指の間にあるツボです。
このツボは非常に多くの症状に使われる万能なツボと言えます。例えば、胃腸の調節生理皮膚の痒みなどにも作用があると言われています。
方法としては、もう片方の親指でツボを少し痛いぐらいの強さでぐりぐりほぐすだけです。
このとき、肩が痛い側の手をほぐすようにしましょう。

*ほぐす前と後に下の2つの写真の形にして肩を回してみてください。どれだけ親指が関与しているかが分かると思います!!

まとめ

まとめ
・身体は常に連動している!
・肩だけ揉んでも治らない!
・疲れてきたらほぐしてあげよう!

人はどこか悪くなると連動して他の部位までもかばってしまい影響を受けてしまいます。
そのため、痛い場所やこってる場所だけを揉んだりほぐしたりすることが全てではありません。
そして筋肉は使わないと委縮して固まってしまいます。

外に出たり運動したりする機会が減ってしまいなかなか身体に気を遣うことが難しくなってきましたがマッサージやストレッチなどをして筋肉を動かしていきましょう!

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