フランチャイズでフィットネスジムを開業したものの、思うように会員が増えないと悩んでいるという方も多いのではないでしょうか。フランチャイズジムには本部のブランド力があるとはいえ、集客の努力を怠れば、競合店に顧客を奪われてしまいます。

フィットネス業界では年々市場が拡大する一方で新規参入も増加しているため、フランチャイズジムであっても適切な戦略を立てて集客することが欠かせません。本記事では、フランチャイズジムの集客方法について詳しく解説します。

フランチャイズジムで集客が重要な理由

フランチャイズでジムを運営する場合、本部のブランド力やノウハウを活用できるため、集客は不要だと考える方もいるかもしれません。しかし実際には、フランチャイズ店舗であっても集客には力を入れる必要があります。

競合他社も本部のサポートを受けている

フィットネス業界では、多くのジムがフランチャイズ展開を行っています。つまり、競合となる他店舗も、本部のブランド力やノウハウ提供といったサポートを受けながら集客活動を展開しているのです。

同じ条件で競争する中で、集客の努力を怠っている店舗が選ばれることは難しいでしょう。フランチャイズだからこそ、本部の支援を最大限活用しながら、自店舗ならではの集客を行っていく必要があります。

地域特性に合わせた集客が求められる

フランチャイズ本部が提供する戦略はあくまで基本形であり、成果を最大化するには地域特有のニーズや生活動線に合わせた集客が不可欠です。都市部と郊外では通いやすい時間帯もターゲット層も異なるため、地域に根差したアプローチが潜在顧客の獲得を左右します。

BeeQuickの場合は「月額3,300円」「24時間」「マシン70台以上」といった強みが明確です。こうしたわかりやすい武器をベースに、通勤や子育て、シフト勤務といった地域のライフスタイルに合わせ、「いつでも短時間で通える」という具体的な利便性を訴求します。これにより確実な集客へと繋げることができます。

フランチャイズのジムのオンライン集客方法

インターネットの普及により、オンラインでの集客は今や欠かせない施策となっています。ここでは、フランチャイズジムが活用すべきオンライン集客方法を紹介します。

MEO対策でローカル検索に強くなる

MEO対策とは、Googleマップなどの地図検索エンジンで上位表示を狙う施策のことです。フィットネスジムは地域密着型のビジネスであり、「地域名+ジム」といったキーワードで検索されることが多いため、MEO対策は非常に効果的な集客方法となります。

Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)に登録することで、店舗の場所・営業時間・問い合わせ先などの基本情報を表示できます。効果的なMEO対策を行うために、以下のポイントを押さえておきましょう。

  • Googleビジネスプロフィールの情報を全て埋める
  • 店舗の内観・外観の写真を定期的に更新する
  • 口コミへ丁寧に返信する
  • 最新情報や営業時間の変更を随時更新する

SEO対策で検索流入を増やす

自社ホームページやブログで検索上位を狙うSEO対策も、重要な集客方法の一つです。

特に、ジムに関連するキーワードで記事を継続的に更新し、検索エンジンから評価されれば、多くのアクセスを集められるでしょう。例えば「自宅でできる筋トレ」「ダイエットに効果的な運動」といった、ユーザーにとって有益な情報を発信することで、ジムに興味を持つ潜在顧客との接点を作れます。

ただし、SEO対策は効果が現れるまでに時間がかかる点に注意が必要です。数ヶ月~数年単位で継続的に取り組むことで、徐々に検索順位が上がり、安定した集客が見込めるようになります。

SNS運用で認知度を高める

InstagramやX(旧Twitter)、TikTokなどのSNSを活用した集客も効果的です。特にInstagramは、トレーニング風景や身体づくりに関する情報と相性が良く、フィットネスジムの集客に適しています

投稿するコンテンツとしては、以下のような内容が挙げられます。

  • トレーニング方法の解説動画
  • 会員の身体の変化を紹介(承諾を得た上で)
  • ジムの設備や清潔感がわかる写真
  • キャンペーン情報やイベントのお知らせ
  • 健康や栄養に関する豆知識

定期的に有益な情報を発信することで、フォロワーとの信頼関係を構築できます。会員がトレーニング中の写真をSNSに投稿してくれれば、口コミとしての拡散効果も期待できるでしょう。

リスティング広告で即効性のある集客を行う

リスティング広告は、Google検索の際に上位に表示される広告です。広告料を支払うことで、すぐに検索結果の上位に表示されるため、短期間での集客効果が期待できます。

SEO対策とは異なり即効性がある一方で、広告を効果的に運用するためには一定のスキルが必要です。例えば、適切なキーワード選定や入札価格の設定、広告文の作成などが求められます。

初めてリスティング広告を運用する場合は、広告代理店に依頼してノウハウを学びながら、徐々に自社で運用できる体制を整えていくことをおすすめします。

ポータルサイトへの掲載で露出を増やす

フィットネスジム専門のポータルサイトに掲載することで、多くの見込み客にアプローチできます。ポータルサイトにはジムを探しているユーザーが集まるため、入会意欲の高い層に効率的にリーチできるメリットがあります。

ポータルサイトにはそれぞれ特徴があるため、自店舗に合ったサイトを選ぶことが重要です。

  • ローカル検索に強いサイト
  • 集客サポートが充実しているサイト
  • オプション機能が豊富なサイト

しかし、掲載料が発生するサイトが多いため、費用対効果をしっかり検証しながら活用します。

フランチャイズジムのオフライン集客方法

オンライン集客が主流となっている現在でも、オフラインでの集客施策は依然として効果を発揮します。ここでは、フランチャイズジムが取り組むべきオフライン集客方法を紹介します。

ポスティングで地域住民にアプローチ

チラシを住宅のポストに配布するポスティングは、特定のエリアに確実にアプローチできる集客方法です。ジムの周辺地域に住む方々に直接情報を届けられるため、通いやすさを重視する顧客層に効果的です。ポスティングのメリットとして、以下の点が挙げられます。

  • 配布エリアを細かく絞り込める
  • 比較的低コストで実施できる
  • インターネットを利用しない高齢者層にもアプローチできる

チラシには無料体験クーポンや入会特典を掲載することで、来店のハードルを下げられます。デザインにも工夫を凝らし、捨てられる前に目を通してもらえるような魅力的なチラシを作成します。

看板広告で店舗の存在をアピール

店舗前や周辺に看板広告を設置することで、通行人に店舗の存在を認知してもらえます。看板広告は一度設置すれば長期間掲示できるため、繰り返し目にすることで店舗の印象が定着していきます。効果的な看板広告を作るポイントは以下の通りです。

  • 遠くからでも読める大きな文字サイズ
  • ジムの雰囲気が伝わるデザイン
  • 料金プランや特典など具体的な情報
  • 無料体験や見学を促すメッセージ

フィットネスジム専門の看板広告業者に依頼することで、より効果的なデザインを実現できます。

交通広告で幅広い層にリーチ

電車やバスなどの交通機関に広告を出稿することで、通勤・通学中の幅広い層にアプローチできます。交通広告は利用者が多いため、潜在的な見込み客に繰り返し店舗の存在を認知してもらえるメリットがあります。

ただし、交通広告は掲載料が高額になる傾向があるため、広告予算に余裕がある場合の選択肢として検討しましょう。最低でも数十万円規模の投資が必要となるケースが多いです。

フランチャイズジムの集客を成功させるポイント

集客施策をただ実行するだけでは、期待した成果を得られないこともあります。ここでは、フランチャイズジムの集客を成功させるために押さえておくべきポイントを解説します。

ターゲット層を明確にする

効果的な集客を行うためには、まずターゲット層を明確にすることが重要です。ジムを利用する目的は人によって異なり、ダイエット・筋力アップ・健康維持・ストレス解消など多岐にわたります。ターゲット層が曖昧だと、どの層にも響かない中途半端なアピールになってしまいます

自店舗がどのような顧客に利用してほしいのか、年齢層・性別・目的などを具体的に設定しましょう。ターゲットが明確になれば、それに合わせた集客施策を展開できるようになります。

競合ジムとの差別化を図る

フィットネス業界は競争が激化しており、競合ジムとの差別化は必要不可欠です。数あるジムの中から自店舗を選んでもらうためには、他にはない独自の強みや魅力をアピールしなければなりません。差別化のポイントとして、以下のような切り口が考えられます。

  • 女性専用など特定の属性に特化する
  • 専属トレーナーによるマンツーマン指導
  • 最新の設備やマシンを完備
  • 水素水やプロテインの無料提供
  • 24時間営業で時間を選ばず利用可能

競合ジムを研究し、自店舗ならではの価値を明確に打ち出し、選ばれるジムを目指します。

こまめに効果検証を行う

すべての集客施策において、効果検証を徹底的に行うことが重要です。検証を行わなければ改善点を見出せず、効果的な集客を行うことができません

効果検証を行う際は、施策実行前に必ず仮説を立てることがポイントです。オンライン集客の場合は、アクセス数や問い合わせ数などのデータを数値化しやすいため、検証もしやすいという特徴があります。集客手段ごとに適切な指標を設定し、PDCAサイクルを回していきましょう。

無料体験で入会のハードルを下げる

見込み客が気軽に来店できるよう、無料体験やカウンセリングを用意することをおすすめします。ジムに興味はあるものの入会を迷っている方に対して、実際に体験してもらうことで入会率を高められます。無料体験では、以下のような内容を提供すると効果的です。

  • 簡単なヒアリングでニーズを把握
  • 料金プランや設備の説明
  • 初心者向けのトレーニング体験
  • 目標達成までのプランニング

仮に即座に入会してもらえなくても、ジムまで足を運んでもらえれば、どのような点が課題なのかを把握できるため、次の集客施策の改善に繋げられます。

口コミ・紹介制度を活用する

既存会員からの口コミや紹介は、費用をかけずに効果的な集客ができる方法です。友人や知人から直接体験談を聞くことで、ジムに通うメリットをより具体的に理解してもらえます。口コミを促進するための施策として、紹介キャンペーンの実施が効果的です。

  • 紹介者・被紹介者の両方に入会金割引
  • 紹介1名につき月会費1か月分無料
  • SNS投稿で特典プレゼント

口コミは入会率が高いだけでなく、友人同士で通うことで継続率も高まる傾向があります。

フランチャイズジムの集客に関するよくある質問

フランチャイズジムの集客に関するよくある質問に回答します。

Q. フランチャイズジムの集客は本部に任せても大丈夫ですか?

本部のサポートは重要ですが、地域特性に合わせた独自の集客施策も必要です。競合他社も本部の支援を受けているため、集客の努力を怠ると競争に負けてしまいます。本部のノウハウを活用しながら、自店舗独自の集客活動を展開することが成功への鍵となります。

なお、BeeQuickでは、WebやSNSによる集客施策、スタッフの採用・育成サポート、開業後の経営相談まで一気通貫で支援しています。

Q. オンライン集客とオフライン集客、どちらを優先すべきですか?

どちらか一方に偏るのではなく、両方をバランスよく実施することをおすすめします。オンライン集客は幅広い層にリーチできる一方、オフライン集客は地域住民に直接アプローチできる強みがあります。ターゲット層や予算に応じて、効果的な施策を組み合わせましょう。

Q. 集客施策の効果はどのくらいで現れますか?

施策によって効果が現れるまでの期間は異なります。リスティング広告やポスティングは比較的短期間で効果が見込めますが、SEO対策やSNS運用は中長期的な取り組みが必要です。即効性のある施策と長期的な施策を組み合わせることで、安定した集客が実現できます。

フランチャイズジムの集客は本部に依存しすぎない

フランチャイズジムであっても、本部のサポートだけに頼らず、独自の集客施策を展開することが重要です。競合他社も同様に本部の支援を受けているため、主体的に集客に取り組む姿勢が求められます。

オンライン集客では、MEO対策・SEO対策・SNS運用・リスティング広告・ポータルサイトなどを活用し、幅広い層にアプローチしましょう。一方でオフライン集客では、ポスティング・看板広告・交通広告などを通じて、地域住民に直接店舗の存在を認知してもらうことが大切です。