こんにちはビークイック三田店です。

皆様は、ダイエットの際にどのようなことに注意して実施しているでしょうか。
過去の記事では”糖質制限”についての記事があったと思いますが、今回はそうしたダイエットの際に、あえて摂取カロリーを増加させる方法、”チートデイ”について紹介していきます。

過去の記事はこちら➡https://www.beequick.jp/location/sanda/blog/13131/

チートデイとは?

チートデイという言葉になじみがないという方もいらっしゃるでしょう。
チートデイとは、英単語のCheat(騙す・ズルをする)という言葉が由来であり、あえて摂取カロリーを増加させる(≒身体を騙す)ことで、停滞期におけるダイエットを促進させることを指します。
このチートデイにおいては、ダイエットの際に平時行っている食事制限をあえて実施しません。
しかし、このチートデイにおいてもメリット・デメリットが存在しています。
今回は、そうしたチートデイにおける注意点等も含めてご紹介していきます。

チートデイのメリット

先述のような「身体を騙す」という意味を持つチートデイ。
どことなく不穏な言葉のように聞こえるかもしれませんが、ダイエット中に来るであろう「停滞期」を解消することのできる食事法になります。

停滞期の解消

ダイエットによる食事制限は、人体への影響が多少なりとも生じてきます。
ダイエットが目的で意図的に食事制限を行うと、低エネルギー状態で活動できるようにするために、代謝を減らし、さらに栄養吸収を高めようとします。
人体が少量のエネルギーで過去の状態を維持できるように作用した結果、食事制限を行って順調に減量に成功していたとしても、途中で停滞期に入ることがあります。
こうした「減量が上手くいかなくなってきた」場合に、チートデイが有効になってきます。
チートデイを取り入れることで「今は飢餓状態ではない」というように、文字通り身体を騙すことができ、停滞期を抜け出すことができるようになるのです。
また、補足としてダイエットに不足しがちな栄養素をこのタイミングで補給することもできるというメリットも存在しています。

ダイエット中のストレス軽減

ストレスを抱えている人のイラスト(女性) | かわいいフリー素材集 いらすとや
そもそも、ダイエットにおける食事制限下で自分の好きなものが食べられない、空腹状態なのにあまり食べられない、ということが精神的な負担となってくるものです。
しかし、こうしたダイエット中にチートデイを設けることで、その日になればある程度自由に食事ができる、好きなものが食べられるという考えが生まれ、精神的に楽になるでしょう。
翌日は一時的に体重が増えてしまいますが、ダイエットそのものを長続きさせることで結果的にダイエット成功に繋がり、体重は減少していくことが期待できます。

実施上の注意点

こうしたよい効果を持つチートデイですが、いくつか注意点があります。

チートデイを行う日程を決める

卓上カレンダーのイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとやその時の気分で無計画に決めてしまうと、チートデイの日が多くなってしまう事も考えられます。そうなってしまえばダイエットを成功させることはできません。
多くても週一回程度から始め、ダイエットに慣れてきたタイミングで十日に一回というように間隔をあけて実施していくとよいでしょう。
また、先述の通りチートデイはダイエット停滞期に設けるものでもあるので、一般的なダイエットの停滞期の期間である2週間から1ヶ月ほどの期間に合わせて実施することが望ましいです。
停滞期にあたるタイミングとしては、順調に減量していたはずなのに2週間ほど減量が滞ってしまった、というような状態であれば停滞期とみてよいでしょう。

日々の食生活は健康的に

もちろんチートデイを行ってダイエットを成功させる前提には、普段から食事制限を行ったうえで食事制限によるダイエットの効果が出ない状態を解消する方法であり、普段からトレーニングや運動をあまりせずにカロリー摂取過多の状況であればチートデイを実施しても効果は発揮できません。
あくまでも普段の食事制限に慣れた身体を「騙す」方法としてチートデイを設けるということは忘れないようにしましょう。

誰でも効果的というわけではない

チートデイは、本来厳格な食事制限とトレーニングを実施しているアスリートが減量における停滞期解消のために取り入れるものでもあります。
ダイエット始めたての人で現状でも順調に減量に成功している場合や、そもそも食事制限を取り入れていないダイエットの場合はチートデイを設ける必要はありません。
あくまでもご褒美としてのチートデイではなく、食事制限による減量のためのチートデイということを念頭に置いたうえで、無理なくダイエットを継続できるようにしていきましょう。