こんにちは!ビークイック八幡店の道辻です。

今回は筋トレにおける収縮の種類について解説していきます。

収縮とは

筋トレにおいて、筋肉の収縮は筋力の発揮や筋肉の発達に不可欠な要素です。筋収縮は、筋肉が縮むことで関節の動きを生じ、力を生み出すプロセスです。筋収縮は、同心収縮と離心収縮という2つの主要な種類に分かれます。

収縮の種類

短縮性筋収縮(Concentric Contraction)

短縮性筋収縮は、筋肉が縮むことで関節が曲がり、力が発揮される収縮です。このプロセスは、重りを持ち上げるなどの動作で主に関与します。例えば、バーベルカールの際、上腕二頭筋は短縮性筋収縮を行い、バーベルを持ち上げます。

伸張性筋収縮(Eccentric Contraction)

伸張性筋収縮は、筋肉が伸びることで関節が伸ばされ、力を制御する収縮です。通常、この収縮は重りを下ろす際や動作を減速する際に発生します。再びバーベルカールの例を挙げると、バーベルを下げる際に上腕二頭筋は伸張性筋収縮を行います。

等速性筋収縮(Isotonic Contraction)

等速性筋収縮は、筋肉が一定の速度で収縮および伸張する収縮です。この種類の収縮は、一般的な動作中において筋肉の長さが変わり、力が発揮されます。例えば、ウェイトリフティングの際、筋肉は等速性筋収縮を使用して動きます。

等尺性筋収縮(Isometric Contraction)

等尺性筋収縮は、筋肉の長さが変わらない状態で発生します。この収縮は、特定の位置で筋肉を保持し、安定性を提供するのに役立ちます。例えば、プランクのポーズは等尺性筋収縮を活用して体幹を強化します。

等張性筋収縮(Isokinetic Contraction)

等張性筋収縮は、関節の動きを制御しながら筋肉が一定の速度で収縮する収縮です。特別な機器が必要な場合があり、一定の速度での動きをサポートします。等張性筋収縮は特定のリハビリテーションおよび運動プログラムで使用されます。

筋トレにおける収縮の重要性

これらの収縮の種類を理解し、トレーニング計画に組み込むことは、筋力の増加や筋肉の発達を最大化し、怪我を予防するために極めて重要です。一般的なトレーニングプログラムでは、同心収縮と離心収縮を均衡よく組み合わせることが推奨されます。また、等尺性収縮を利用して特定の筋力を強化することもできます。
収縮の種類を適切に理解し、トレーニングの際に意識的に活用することで、効果的な筋力トレーニングを実現できます。


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