こんにちは!東松山店の山岸です。

2022年もいつの間にか2月になり、年末年始の暴飲暴食のツケがそろそろ回ってくる時期になりましたね^^;
トレーニングをサボってこたつでぬくぬくしていたらいつの間にか身に覚えのない脂肪がついていた…なんていう経験がある人もいるのではないでしょうか。

このように長期間、トレーニングを休んだ場合、休む以前の身体に戻すためには前と同じトレーニングを同じ期間やる必要があるのでしょうか?

実はそうではないんです!!
身体は一度鍛えた筋肉を記憶しています!
これはマッスルメモリーと呼ばれていて、トレーニングを一時的にやめた場合でも再開すれば短期間で元の筋肉量に戻ることが様々な研究論文で発表されています。

では、一体なぜ身体が筋肉を記憶することができるのでしょうか?これからその仕組みを解説していきます!

マッスルメモリーの仕組み

なぜ身体が筋肉を記憶することが出来るのかについては様々な説がありますが、その中でも有力とされているのが筋細胞に含まれる細胞核の数によるものです。
筋細胞に含まれる細胞核は筋肉の肥大を促進させるうえでとても重要な役割を担っており、筋トレをすることで筋細胞中の細胞核を増殖させることが出来ます。
つまり、筋トレを行うとより筋肉のつきやすい身体になるということです!

マッスルメモリーとは、一度筋トレにより増殖した細胞核が消えずに残り筋肉のつきやすい状態が維持されるという現象なのです!

筋細胞の細胞核一つ一つを筋肉をつくるための工場とすると、筋トレによりこの工場の数が増えていきより多くの筋肉を作り出せるようになります。
一定期間筋トレを休んだ場合、この工場は取り壊されるわけではなく、活動停止の状態になります。
そのため、筋トレを再開すれば工場を一から作るのではなくもう一度動かせばいいだけなので、以前よりも短い期間で筋肉量がもとに戻るというわけです。

マッスルメモリーの定着期間と有効期限

マッスルメモリーは筋トレを始めたばかりの人よりも筋トレ歴の長い人の方が備わっています。これは筋トレ歴の長い人の方が筋細胞の細胞核がたくさんあるためです。

では、マッスルメモリーが備わるにはどれぐらいの期間が必要なのでしょうか?
これは、トレーニングの頻度や強度にもよりますが一般的には1年間の継続的なトレーニングが必要だと考えられています。
そのため、トレーニングを始めて数カ月の人がマッスルメモリーがあるからといってトレーニングを長期間休んだ場合、トレーニング再開後の筋肉のつくスピードは変わらないため注意が必要です。

また、マッスルメモリーの有効期限については、ほぼ一生涯と考えて良いといわれています!
ただし、マッスルメモリーは年齢が若い人のほうがより定着するため、なるべく若いうちに身体にトレーニングの刺激を覚えさせることが大切です!

まとめ

・一度ついた筋肉は落ちたとしても、筋トレを再開すればマッスルメモリーにより短期間で取り戻せる!
・マッスルメモリーの定着には1年ほどかかる!
・マッスルメモリーは一生涯有効!
・マッスルメモリーは若いほど良く定着する!

以前筋トレをしていてブランクが空いてしまった人はマッスルメモリーが備わっているかもしれません!
筋トレを再開してマッスルメモリーを呼び覚ましましょう!

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