ふくらはぎの役割

第二の心臓】そんな言葉で表すこともあるふくらはぎですが、何故そのように呼ばれているのか…
下半身には全身の血液のうち、約70%が集まるとされています。
心臓から1番遠くて低い位置にある足先は、どうしても血流が悪くなりやすいので、ふくらはぎの筋肉をポンプの様に動かすことで、足に滞っている血液を心臓の方へ押し戻す事が出来ます。
このことから、ふくらはぎは別名【第二の心臓】と呼ばれています。

ふくらはぎを鍛えるメリット

ふくらはぎには血管だけでなく、リンパ管も多く集まっています。運動不足や同じ姿勢が続くと、不要な物質が下半身にたまってしまうので、これらを上半身の方へ流すことが大切です。
ポンプの様な役割をするふくらはぎ。その名の通り、鍛える事で血流の促進や、浮腫みの予防や改善といった効果が得られます。
また、それと同じくらい重要な役割として、足で踏ん張る力が強くなり、転倒の予防にもなります。
血流改善は、下半身だけでなく全身にも好影響となります。

ふくらはぎのトレーニング

カーフレイズ

①肩幅に足を開いてまっすぐ立ちます
②ゆっくりつま先立ちをして、限界と思うところで3秒キープ
③静かに戻していく
④ ②~③を1セットとし、15セット繰り返す

《ポイント》
つま先立ちから戻る際に、かかとを完全に地面につけず、少し浮かすようにすること。
かかとを完全につけてしまうと筋肉が休んでしまい、効果が弱まります。
また正しい呼吸法も意識して行いましょう。
(かかとを上げる際に息を吐き、下げる際に息を吸う)

ダンベルカーフレイズ

上記のトレーニングに、プラスでダンベルなどを持って行い、より負荷をかけて行うトレーニングです。
つま先立ちでバランスを崩しやすいトレーニングになりますので、普段5㎏以上のダンベルを使っている方でも、先ずは3~5㎏程度のダンベルを使用しましょう。
ダンベルの代わりに、ペットボトルでも行うことが出来ます。ペットボトルで負荷を増やしたい場合は、袋にペットボトルを入れ持つようにし、本数を増やしましょう。

《ポイント》
こちらのトレーニングに限らず、筋トレの重量は重ければ重いほど良い訳ではありません。
正しいやり方・フォームで行い、体が慣れてきたら重量を追加するようにしましょう。

  • アクセス
    東武東上線 東松山駅 東口からバス「マイタウン巡回」または「熊谷駅」行き上沼停留所から徒歩3分