こんにちは、東松山店の工藤です🤩
本日は、股関節周りを安定させる為の深層外旋六筋(しんそうがいせんろっきん)
についてご紹介していこうと思います。
あまり聞き慣れない深層外旋六筋ですが、どういう筋肉なのでしょう?
深層外旋六筋とは
梨状筋•上双子筋•下双子筋•内閉鎖筋•外閉鎖筋•大腿方形筋の総称です。
深層外旋六筋の働き
大腿骨骨頭を骨盤の正しい位置に留める
(股関節の求心性を高める)役割があります。
スクワットやデッドリフト、ヒップスラスト、キックバックなどの
下半身トレーニングにおいて、股関節運動は必要不可欠です。
高重量を扱う種目が多い事や股関節周りには多数の筋肉・筋が複雑に組み合っている事、
多方面に動作できる多軸関節でもあることから、
怪我のリスクが高いと考えられます。
また股関節の安定性を高めることで膝関節が不本意に内側へ捻れる事を防ぎ、
膝関節への負担も軽減されるため深層外旋六筋は下半身トレーニングの要となってきます。
トレーニング方法
ステップ1
・横向きに寝そべり(側臥位)、股関節と膝を折り曲げた姿勢になる。
・土踏まずと両膝を重ね合わせる。
ステップ2
・土踏まず同士の位置を前後左右ズレないように固定し、膝を開閉させていきます。
~上記の運動を左右行います~
レベルアップ
膝上にレジスタンスバンドを通して、負荷を追加してみましょう。
POINT
膝を開いた時に、骨盤が後方へ倒れないように気をつけましょう。
深層外旋六筋は、普段は意識することの少ないインナーマッスルですが、
体の軸を安定させてくれる大切な筋肉です。
ぜひ、下半身トレーニングだけでなく、
ウォーキングやランニングのウォーミングアップとして取り入れてみてください。
次回店休日
11月15日水曜日