みなさんはじめまして!3月から新しく働かせて頂くことになりました町田です!
小学校3年から高校3年まで野球をやっていました。中学時代の3年間だけ坊主でした(笑)
みなさんとたくさん話したいと思っていますので是非お気軽に話しかけて頂けると嬉しいです。
早速ですが、みなさんはアメリカスポーツ医学会で「Exercise is Medicine」=「運動は薬」と言われている事を知っていますか!?
要支援・要介護になった原因のトップは運動器の障害なんです!さらに、日本人の死亡のリスクとして喫煙・高血圧に続いて身体活動・運動の不足が3番目のリスクとなっているんです!!
ではなぜ、「運動は薬」と言われいるのでしょうか?
今回はその理由となる事例を紹介したいと思います。
一つ目の事例として全身持久力が低い人の死亡率が高いと言う事です。
男性では、全身持久力が低い人は心血管疾患やがんといった死亡率が20%を超えています。しかし、全身持久力が高い人は心血管疾患やがんといった死亡率が10%を下回っています。女性の場合も同様で、全身持久力が低い人よりも高い人の方が死亡率が圧倒的に低いのです。
二つ目の事例は運動習慣と循環器病の死亡の関係についてです。
1日の歩行時間が0.5時間を超えると0.5時間以下の人よりも死亡率が低くなることが分かっています。また、1週間のスポーツ時間の合計が3~4時間以上の人は1~2時間以下の人よりも死亡率が低い事が分かっています。さらに、1週間のスポーツ時間の合計が5時間以上の人は明らかに死亡率が低くなります。
三つ目の事例は身体活動量と心臓発作発生率と相対的危険率の関係についてです。週当たりの身体活動量が2,000~3,000キロカロリーのエネルギー消費量までは身体活動が増加するに従い心臓発作発生率が低くなっていきます。しかし、3,000キロカロリーを超えてくると逆に心臓発作発生率が高くなっていってしまうので気をつけましょう!
相対的危険率もほぼ同じで、週当たり2,000キロカロリーのエネルギー消費量まではどの年代においても身体活動量が増加するに従い死亡率が低下していきます。
以上が「運動は薬」と言われている理由の事例の紹介でした。
ここで、三つ目の事例の中で出てきた2,000キロカロリーって具体的にどのくらいの運動量なんだろうと思った方もいると思います。
そこで、ウォーキングを例に紹介していきたいと思います。
1週間あたり2,000キロカロリーの身体活動をするには1日当たり2,000kcal÷7日≒300kcalとなります。
ウォーキングで300キロカロリー消費するには約10,000歩歩く必要があるんです!!
みなさんもぜひ健康の為に1日10,000歩歩きましょう!!